でらいとわーくグループがプログラムのKUMONを導入している理由

就労移行支援事業所でらいとわーく放課後等デイサービスでらいとわーくジュニアかまたアフタースクールを運営しております一般社団法人障がい者・高齢者じりつ支援機構、代表の林尻と申します。

平成26年7月11日に当機構を設立して、お蔭さまを持ちまして、明日でちょうど3年になります。その年の12月1日就労移行支援事業所でらいとわーくを開設いたしました。たくさんの就労系事業所のご協力を賜り、事業所見学をさせて頂きまして、私どもは、自己肯定感を養う事にフォーカスを当てた支援をと考え、KUMON学習を仕事に見立てたプログラムとして導入させていただきました。そして、株式会社公文教育会施設サポート部の協力を得て、平成27年3月より導入開始をさせて頂くことが出来ました。自己肯定感を得るためには、「他者から認められたい」「必要とされたい」「自分の能力を引き出た活動がしたい」ことの三つが重要ではないかと『でらいとわーくグループ』では考えています。「存在を認められたい」、「存在を必要とされたい」、「自分自身が選択して活動したい」、「能力をみとめられたい」、「能力を必要とされたい」「能力を生かした活動したい」に分かれるかと思います。それを体得して、自分に自信を持つ機会になるプログラムの一つが公文の学習だと私たちは信じています。

公文学習から読解力がつき、字を書き、文字を書く。そして計算力がつく。
仕事をするうえで役に立つことはもちろんの事ですが、学習により、出来る事が増えて、それが学ぶよろこびとなり、働くよろこびにつながると信じています。
学習を通じて、考える・集中する・継続する。そして、達成感を体得することで仕事をしていくになっていくはずです。この力はさらに自己肯定感につながっていくと思いました。私自身もKUMON学習を導入した時に算数C001からC200まで学習してみました。そして2つの事を体感しました。

それは、すらすら解いているときの楽しさ、これは「ちょうど」を発見するのにいいプログラムだなと。公文教育研究会の当時の担当部長が輪投げを参考にちょうどの楽しさを表現してくださいましたが、仕事でも、学習でもちょうどいいところでこそ、楽しさや、最大限の能力が発揮できるのだと改めて感じた瞬間でした。例えば、靴がちょうどよくなかったら、歩くのも遅くなり、場合によっては怪我もします。かけっこならば、ちょうど良ければきっと、その方にとってベストなタイムが出る事でしょう。ちょうどという事はそういう事なのだと思います。http://www.kumon.ne.jp/kumonnow/topics/vol179/                 

そして、もう一つ思ったのは見当を立てて物事を考えることが出来る学習という事でした。生きていくうえで、見当が立てられるという事はとても大切な事かと思います。KUMON学習で50枚ほどやっているときに「ちょっと時間があるので15分だけKUMONをやろう」と思った時の事です。「1枚大体1分30秒ぐらいとして15分あれば10枚は出来るな」という見当が出来るようになっていました。その見当どおり約15分で10枚できました。見当だてられるとは、買い物でも、移動でも生活に於いてはもちろん、仕事でも見当がたてられるというのはとても有効なことです。論理的な思考という事を耳にする事が有りますが、原点はこのような事のように思います。

論理的というのは分かりやすく言えば、だれでも納得できるという事です。

『就労移行支援事業所でらいとわーく』での支援に於いて、もっと早く関わることが出来ていたら、もっと自分で自分の希望の幅を広げられていたのではないかという若者と出会いました。1年弱で、私たちは就労移行支援として残りの1年では就職をコミットできないと判断して別な支援機関を勧めました。今も悔しい気持ちですが、その若者にもっと早く関われていたらという気持ちから、昨年『放課後等デイサービスでらいとわーくジュニアかまたアフタースクール』を開設いたしました。

障害者雇用の現場では、PCスキルや特別なスキルの向上よりも『でらいとわーくグループ』では、

  1. 自分にとってちょうどを知り、
  2. 見当が付けられるようになり、
  3. 「おてんとさまが見ている」という倫理観をもち、
  4. そして“徳”がある人材。例えば「あの人のためなら」と周りに思わせるような人間性。そんな仲間の応援が出来たらと強く願っています。

『でらいとわーくグループ』の理念は、分かりやすく表現すると、『わくわくする夢をもち、そしてわくわくする目標を得て、わくわくする毎日を送る』そんな人たちを応援する場所にしていきたいと考えております。

明日から4年目を迎えます、一般社団法人障がい者・高齢者じりつ支援機構をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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